ネズミとハムスターの違いを聞かれたら、なんて答えますか?なんとなく違いがわかっていて、家でネズミをペットとして飼育することなんて考えられないと思っていても、子供に違いを聞かれると、明確な違いを答えられずに困ってしまいます。
なぜハムスターはペットとして飼育ができるのに、ネズミは飼育ができないのか、その理由や家にネズミがでた場合の対処方法についてもご紹介をいたします。
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ネズミとハムスターの違いは?どちらもネズミ科の動物
ハムスターは見た目通り、生態をたどっていくとネズミ科に属し、野生のネズミと同じ種類、分類となります。
ちなみに同じように歯に特徴があるうさぎ、以前は齧歯目に属していましたが、違いが発見され今はウサギ目ウサギ科に属されています。
ネズミとハムスターの見た目の違いについて
ネズミの外見上の特徴といえば歯の他にも尻尾があげられます。長い尻尾はネズミのイラストなどでも特徴的に書かれていますよね。
ハムスターは短くて小さな丸い尻尾が特徴的
また種類にもよりますが、ハムスターのほうがネズミよりも小さく、毛が多くふっくらとしています。
また毛の色の種類が豊富なのも、ハムスターとネズミの見た目の違いの一つと言えるでしょう。
特に品種改良が施されているハムスターは、色の配色、組み合わせも、野生に生息しているネズミとは違い様々です。ネズミの種類によって色には多少の違いはありますが、単色が殆どで、色の混ざりあったネズミを普段見ることはできません。
ネズミはペットにできない!ハムスターとの決定的な違い
見た目の特徴の違いについてお話をしましたが、どちらを可愛いと思うかは、それぞれの主観により違いがあると思います。
ハムスターよりもネズミのほうが好みで、可愛いと思う方もいらっしゃることでしょう。
自然に暮らす野生のネズミをペットにすることはやめてください
なぜならハムスターとは違い、多くの菌を持っている可能性が高いからです。
寄生虫や害虫が体にいる可能性の他にも、人間の食中毒の原因となる菌や、その他の病気をもたらす菌を持っている可能性が高く、人にも感染する恐れがあります。
そのため自然の元で暮らしているネズミをペットにすることは非常に危険です。
ネズミがでたら駆除が必要、ネズミが家にいるサイン
野生のネズミが家にでた場合は病気の媒介なども考えられるため、衛生上駆除の必要があります。
ネズミはハムスターと同じ夜行性の動物、昼間は姿を見ることができなくても、次のような事があれば、お家にネズミが侵入していると考え、対策を行いましょう。
お家の食べ物があらされている
お家の中の生ゴミが荒らされていたり、ゴミ箱からゴミが出されていたり、お菓子の袋を食いちぎられて食べられた後があれば、家に何か動物が侵入しているのは明らか。ネズミの可能性が高いと言えます。
夜は物音に注目
壁をつたって何かが走る音や、天井裏からガサガサと音が聞こえる場合、やはり動物が家の中に入り込んでいることが考えられます。
糞が残されていればネズミだと判断することが可能
小さな糞が食べ物をあらされた付近や、部屋の角、天井裏などに残されていれば、その糞の形状からネズミかどうかを知ることができます。ネズミと言っても床の裏などを好むドブネズミ、屋根裏を好むクマネズミなどがいますので、出る場所によってある程度の判断をし対策を行いましょう。
ネズミの駆除が難しい場合は業者に連絡を
もしおうちにネズミがいる場合、衛生上の問題だけでなく、壁や床などに穴を開けられたり、ときにはコードを齧ってしまい火事の危険性も考えられます。
ネズミがいるとわかったら放っておかず対策が必要です
- ネズミを捕獲するのが嫌だと言う方は、家からでていくよう忌避剤を利用して、煙やニオイでお家から追い出す方法があります。
- また同じように追い払う方法として効果的なのが、超音波などで追い払う方法です。ですが、超音波を出してもしぶとく居座るネズミや、環境に慣れるネズミもいるので、忌避剤などと併用して使用する方法がおすすめです。
ネズミを捕獲して、しっかりと対策をしたい方はネズミを捕獲するケージなどを利用する方法、また強力な粘着剤を利用してネズミを捕獲する方法、ネズミの駆除に効果的な餌を用意して対策を講じる方法があります。これらの方法は捕獲した後の駆除が必要となるため、駆除が無理だと考える場合は、家からネズミを遠ざける対策を取る、または専門業者に連絡をして、専門家に任せる方法を選ぶと良いでしょう。
専門業者は見積もりだけをとることもできるので、まずはお家をみてもらい、どのくらいの金額がかかるのか確認をすることもできます。
最後になりますが、ネズミを駆除したらネズミが入り込んだ場所、入り込みそうな場所を塞ぐ必要があります。自分で対策をなさる場合は、もう一度ネズミがお家に入り込まないようにしっかりと修理をすることも忘れずに。