ロボロフスキーはなつく?ロボロフスキーの性格と飼育上の注意

ハムスターの中でも珍しく小さな姿が可愛らしいロボロフスキーですが、人になつくのが難しい種でもあるので飼育が難しいと言われています。

しかし見た目が可愛いのでペットとしては人気が高いのも事実です。

ロボロフスキーの性格と飼育に関する注意を紹介しますので、ロボロフスキーの飼育を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

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ロボロフスキーは希少で高価なハムスター

ロボロフスキーはペットショップでもあまりお目にかかることはありません。

取り扱いのあるお店もありますが、「たまたまお店に入っていたところに立ち会えた」という程度の確率という認識でいいでしょう。

春になると繁殖で多少数は増えるので、探すとしたらその時期がおすすめです。

ドワーフハムスターの中でも最小サイズ

体長が7~10cmとても小さいのがロボロフスキーです。

同じくハムスターの中で人気種のゴールデンハムスターは平均体長が14~17cmなので10cm近く小さいことになります。

体が小さいためとてもすばしっこく、運動量もとても多いです。

小さいけれどもケージは大きいものが必要

ロボロフスキーはからだの小ささから逃げることが習性として備わっています。

そのため、ケージで飼うときも体のサイズよりも大きめのケージに入れて自由に動き回れるよにしなければいけません。

またハムスターは地面に穴を掘って隠れる習性もあり、ロボロフスキーも隠れるために潜れる環境が必要です。

チップなどの使用量も多いため、初期経費が他の種よりもかかるところがあります。

ロボロフスキーは臆病な性格でなつくのが難しい

外敵から逃げて生活する習性があるので、ロボロフスキーは基本的に臆病な性格です。

警戒心も強いので、飼い始めはなかなかなつきません。

手からエサを受け取るのもしばらくかかるでしょう。

人懐こい姿を想像して飼い始めると、最初のうちはほとんど姿を見ることが出来なくてがっかりするかもしれません。

手乗り姿を見ることが出来ない可能性もある

人からご飯を受け取るのも最初は特に難しく、時間をかけてようやく手からご飯を受け取ってくれるようになる程度しかなつかないことが多いロボロフスキーなので、手乗り姿を見ることは飼った子によっては出来ないかもしれません。

時間をかければ人に対する警戒をある程度解く子もいれば、一切なつかずに手を出すと噛み付く子もいます。

基本的にロボロフスキーは観賞用として売られています。なついて手の上でゴロゴロする姿を見たくて飼うならロボロフスキーはおすすめできません。

ロボロフスキーが人間になつくには相当な時間がかかる

飼い始めはときに警戒しているので、最初から友好的な姿を見ることは不可能だと思っておいた方が良いです。

手からご飯を受け取ってくれるのも、数週間かかります。

手に乗ってくれるようになるまでは数ヶ月かかると考えておいた方が良いでしょう。

それも警戒されながら根気強くお世話をして声をかけて可愛がることが重要です。

本当に小さいうちから飼い始めるとまだ警戒されにくいので、ブリーダーさんから小さいうち引き取るか、繁殖させて赤ちゃんのお世話をするとなついてくれるかもしれません。

ひまわりの種は好感度アップに欠かせない

ひまわりの種はどのハムスターも大好きで、ロボロフスキーもひまわりの種には目がありません。

そのため、自分の手からひまわりの種をあげると「この人は敵ではない」と認識してくれるのか多少慣れてくれます。

ただしひまわりの種は多くはあげられないので、1日1回といったように回数を決めなければいけません。

また、あげるタイミングも重要で、ケージを噛むのをやめさせるためにひまわりの種をあげてしまうと「ケージを噛んだらひまわりの種がもらえる」と間違った覚え方をしてしまい、ケージを噛む頻度が多くなってしまいます。

タイミングと回数を上手にコントロールしながらあげましょう。

ロボロフスキーはなつくのが難しいだけで温和な性格

警戒心が強く手を噛む子もいますが、根本的な性格は温和です。

乱暴すると防衛本能から攻撃してきますが、穏やかに接していれば穏やかなので気性の問題で特別飼いにくいという特徴はありません。

しかし中には気性が荒い子もおり、特にメスにその傾向があるので、心配ならオスを飼った方が良いでしょう。

ハムスターには珍しく集団生活ができる性格

ハムスターは縄張り意識が非常に強く、多頭飼いはできません。

しかしこのロボロフスキーは縄張り意識が低いのか多頭飼いをしても問題のない種で、寝るときなどは一箇所に集まって集団で寝ます。この姿が他のハムスターでは見られないのでとても可愛いです。

ただし秋頃になると喧嘩が多くなる傾向があるので、特に気性の荒い子だけを別のケージに分けて生活させるなどの対応が必要になります。

ロボロフスキーは飼育自体も難しいのでハムスターに慣れてから飼う

うんちはどの種もケージの中のあちこちでするもののトイレの中におしっこをしてくれる種が多いのに対して、ロボロフスキーはトイレを覚えにくい傾向があります。

おしっこで床材が汚れると不衛生なので、その都度変えなければいけません。

ケージ全体の床材の交換の他におしっこで床材を汚すと交換しなければいけないので、掃除の頻度の多さと手間がかかります。

他の種よりも飼育に難しさを感じるのがこのトイレ問題です。

初心者では特に大変なので、他のハムスターの飼育をしてからロボロフスキーを飼った方がいいでしょう。

また、暑さに弱い種なので温度管理も気をつけなければいけません。

温度管理はどのハムスターを飼っても一緒ですが、他の種よりも暑さに弱いので特に夏場は注意が必要です。