ハムスターは飢えに弱く必要以上に食べ過ぎない動物なので、食事の量は不足しないように多めに与えることが大切です。毎日餌入れに入れて与え、翌日に少し残っているくらいが調度良いでしょう。但し、種子類や野菜類などは与える量を制限する必要があります。栄養バランスが整っているペレットをメインに与え、それ以外の食べ物はおやつとして少量だけ与えるようにしましょう。
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ハムスターは身体が小さく飢えに弱い生き物なので食事の量が不足しないように注意しましょう。
ハムスターは身体が小さいだけに蓄えられるエネルギー量が少なく、飢えると簡単に命を落としてしまいます。そして、食べきれない量の餌がある場合は残して食べません。
そのため、食事の量を不足させないように多めに与えるようにします。
ハムスター用の餌を購入すると与える量の目安が表示されているので、それよりも若干多めに与えるようにしましょう。
餌の量は実験のように正確に計って与える必要はありません。人間もいちいち食べる量を計ったりしないのと同じで、目分量で十分です。
餌の量の目印のついたハムスター用の餌入れを利用すると便利です。
目印の辺りまで餌を入れて与えてみて、翌日に残っている量が多すぎれば量を減らし、全てなくなっている場合には増量して与えます。
餌入れはジャンガリアンハムスターなどの身体が小さなドワーフハムスター用と、身体が大きなゴールデンハムスター用があります。
餌の量が異なるので飼育しているハムスターの種類に合わせて選びましょう。
ハムスターの食事のメインはペレットにして、毎日少し余るくらいの量を与えます。
ハムスターの食事は主としてペレットを与えましょう。
ミックスフードやひまわりの種などを与えていると脂質の摂り過ぎになり肥満になってしまいます。
ペレットはハムスターに必要な栄養素を考えて作られていて、他の餌を与えなくてもそれだけで健康的に育ちます。
毎日ペレットだけだと味気なくて可哀相と思う方もいるかもしれませんが、野生では餌を探すのに大変苦労するものです。苦労せずしてバランスのよい餌が得られるだけでもハムスターにとっては幸せな事です。
おやつを与えすぎるとペレットを食べなくなる場合があるので、ハムスターの健康のためと思いペレットだけを与える気持ちでいましょう。
そのため少し多めの量を入れておいて少し残るようにするとよいでしょう。
ハムスターが肥満になるのはおやつのひまわりの種などの種子類の与えすぎが原因の場合が殆どで、ペレットだけを与えていると必要以上には食べません。
ただ、中にはペレットでも食べ過ぎる個体もいるので、ペレットだけを与えていても肥満になる場合にはダイエットタイプのペレットを選ぶとよいでしょう。
ハムスターには食事の他におやつとして種子類を少量与えてもよいでしょう。
ひまわりの種やカボチャの種などの種子類はハムスターの大好物です。
毎日の食事にはペレットを与えますが、特別なおやつとしてたまに種子類を少量与えてもよいでしょう。
ひまわりの種を手渡しで与えると、両手で掴んで口を使い実に巧みに殻を剥いて食べます。夢中で食べている様子はとても愛らしく、ハムスターを飼育しているからにはたまには見たい光景です。
ハムスターは食べ終わるともっと食べたいとアピールしてくるでしょう。しかし、それに応えて次々と与えているとハムスターが肥満になり身体を壊してしまったり短命になってしまいます。
健康で長生きしてもらうためには与える量決めておき、しっかりと守りましょう。
飼育しているハムスターの体型を見ながら与える量を調節します。
肥満している場合には種子類は一切与えないようにしましょう。
ハムスターの食事にはペレットの他に野菜を適量与えてもよいでしょう。
ハムスターの食事が毎日ペレットだけでは味気ない。何か他にも与えたい…という場合には野菜がおすすめです。
野菜は大量に与えると水分の摂り過ぎになりお腹を壊してしまいます。ハムスターの身体のためにも与える量は少量にしましょう。
キャベツの場合はドワーフハムスターでは1.5cm角程度、ゴールデンハムスターにはその2倍程度の量にします。
キャベツや人参、大根の葉などがおすすめです。キュウリやレタスなど水分が多い野菜は特に与える量に注意しましょう。
長ネギや玉ねぎ、ニンニク、ニラなどハムスターには与えると有害な野菜があるので必ず与える前に確認しましょう。不明な場合には与えないのが一番です。
また、農薬の残留にも気をつけましょう。ハムスターは人間よりもずっと身体が小さいので人間には大丈夫でもハムスターには害となる場合があります。
安心できる野菜だけをよく洗って与えましょう。
ハムスターに食事の他に煮干やミルワーム、コオロギを小量与えるのもよいでしょう。
多くのハムスターは、煮干やミルワーム、コオロギを喜んで食べます。
これらはたんぱく質が豊富なので、体力が落ちている時や食欲がない時に与えてみるとよいでしょう。
特に生きたミルワームやコオロギを与えると、いつもとは違った餌に目の色を変えて食べる様子が見られるかもしれません。
コオロギは跳ねて逃げてハムスターがなかなか捕まえられない場合があります。そんな場合は後ろ足をもいで与えると簡単に捕まえることができるようになります。
コオロギが好きなハムスターは足もぽりぽりと美味しそうに食べるので、もいだ足も与えてみましょう。
ただ、ハムスターが生きたミルワームやコオロギをほほ袋にしまうと口の中を噛まれてしまう場合があります。大きなミルワームやコオロギの場合には口を潰してから与えると安心です。
野生で採取した虫は寄生虫等の心配があるので、ペットショップ等で餌用として販売されているものを与えましょう。
ひまわりの種や煮干、ミルワームなどは週に1~2回少量をおやつとして与える程度にし、肥満にならないようにしてあげましょう。