ハムスターを見ていると、ひときわ小さく可愛らしいロボロフスキーハムスターに目が止まります。
その可愛らしさからお家で飼育をしたいと、一目惚れされる方もいらっしゃることでしょう。そこでロボロフスキーハムスターはどのような性格なのか、飼育をする際に重要となる性格や、その他の特徴についてご紹介をいたします。
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小さなロボロフスキーハムスターの性格の特徴
ハムスターの種類別にみていると、個人の感想ですが、小さくなればなるほど繊細に感じられます。そして周りにも懐きにくく、人との触れ合いを得意としないようです。
ロボロフスキーハムスターにはその特徴が謙虚にみられます。
そもそもハムスターは捕獲される側の動物のため、身の危険がないよう、昼間は巣穴にこもり危険が最も少ないと感じる夜の短時間に行動をします。
その姿はペットとして生活をする今も変わらず、好奇心はあるが臆病な性格を持ち合わせていて、中でも体が小さなロボロフスキーハムスターには、特にそのような性格が顕著に表れているといっても過言ではありません。
ロボロフスキーハムスターの性格以外の特徴
見たとおり他のハムスターよりも小さな体、そして毛色などの種類が少ないのもロボロフスキーハムスターの特徴と言っても良いでしょう。目の上の白い毛、おじいさんの眉毛のような模様が毛色の特徴の一つです。少し間が抜けたように見えて可愛らしく、その毛の配色にも魅力を感じます。
ロシアの寒い地域で生活をしていたこともあり他のハムスターに比べると寒さには強い傾向があります
ですがハムスターを飼育するのに適した温度は、ほぼ人間と変わりません。冬場の暖房の入っていない部屋、外と同じように寒さが厳しい場所では飼育することができませんので注意をしましょう。
ロボロフスキーハムスターの性格を踏まえた飼育方法
警戒心が非常に強く、人に懐きにくいロボロフスキーハムスターをもし飼育すると決めたら、他の種類のハムスターを飼育する以上に注意をしなくてはいけません。
ロボロフスキーハムスターを懐かせようとしないこと
ハムスターには同じ品種でも、個々の性格、個体差があると言われていますが、ロボロフスキーハムスターは全般に人に懐きにくい性格を持っています。
無理強いをすると飼い主さんとの仲をこじらせてしまうだけでなく、ハムスター自体にもストレスがかかってしまいます。ロボロフスキーハムスターを飼育する場合は、ふれあいを楽しむのではなく、その姿を見ることを楽しむように、気持ちを変えて飼育することが必要です。
ハムスター飼育が初めての方にはロボロフスキーは不向き
可愛くて小さな姿から、ハムスターの飼育はふれあいを目的とされている方も少なくありません。特に小さなお子さんがいらっしゃると、ケージから出して手の上にのせたい。触りたいと言う気持ちが強いことでしょう。
ですがロボロフスキーハムスターは、そのような行為を嫌がるため、懐かせて飼育するのでなく、眺めて楽しむ飼育方法が適しています。近くに可愛い動物がいるのに触れないというのは、お子さんのストレスにもなり、また触られると今度はハムスターのストレスとなるので、お子さんがいるお家では不向きだと考えられます。
初心者の方に不向きだと思う理由は体調管理
実際に飼育してみるとわかりますが、小さなハムスターの体調変化は気が付きにくいものです。慣れていて触ることが普段からできていれば、体の変化も感じ取ることができますが、ロボロフスキーハムスターは基本ケージの中だけでの生活ですから、体調不良にも気が付きにくくなってしまいます。
ケージの掃除についても、他のハムスターとは違いがあります
ハムスターは種類によってはおしっこのしつけをすることができます。糞は体の構造上、食べたらすぐに出てしまうのでトイレで済ませることはできませんが、おしっこは意外と同じ場所でする個体が多いのです。
ですがロボロフスキーハムスターは、おしっこをしつけすることも難しく、他のハムスターよりも掃除の手間がかかると言えます。
ハムスター初心者の方におすすめの品種とその理由
ハムスター飼育初心者におすすめなのは、性格が温厚で、人になつきやすいタイプの品種です。お子さんがいるご家庭では特にハムスターを飼育するにあたって、触りたい、手にのせたいと、ハムスターとのふれあいを楽しみにしていると思います。
ではどのようなハムスターが初心者向けなのか?おすすめはやはりゴールデンハムスターです。
一度ロボロフスキーハムスターを見てしまうと、ゴールデンハムスターはとっても大きく感じてしまうかもしれませんが、その分お世話が楽な点もおすすめする理由の一つです。
体が大きいと異変に気が付きやすいこと、人に懐くこともその点につながります。臆病なハムスターは巣穴にこもっていることが多く、無理に引き出すこともできないため、調子の悪さに気がつくのが遅れてしまいがちです。