なつきやすいと人気のハムスターはゴールデンとジャンガリアン

ハムスターは小動物特有の細かい動きで、ハムスター好きにとっては見ているだけで愛らしくてたまらない存在です。どの種類のハムスターも愛らしいのですが、なつきやすいハムスターを飼いたい場合にはゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターがおすすめです。この2種類は性格が穏やかでなつきやすく飼いやすいのでとても人気があり、市場に出回っているハムスターの大半がこの2種類のどちらかです。

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なつきやすい、そして丈夫で飼いやすいと大変人気のあるゴールデンハムスター

ハムスターは小さいながらも毎日世話をしていると飼い主を認識できるようになる生き物です。ペットとして多く流通しているハムスターは5種類程度ですが、そのなかでもゴールデンハムスターは最もなつきやすいと言われています。

ハムスターの中でゴールデンハムスターが選ばれる理由として次のことが挙げられます。

  • 性格が穏やかで頭が良い。
    ゴールデンハムスターは性格がとても穏やかで頭も良い種類です。そのためトイレも覚えてくれます。
    魚など小さな生き物では飼い主を認識してなつく種類が少ないものですが、ゴールデンハムスターは飼い主を認識してなついてくれます。ペットとして飼っている生き物が自分を認識してコミュニケーションがとれるととても存在感が増します。
  • ペットとして人気のハムスターの中では一番大きい
    ゴールデンハムスターは体長15cm程度、体重は130g程度とペットとして人気のあるハムスターの種類では一番大きくなります。そのため他の小さいハムスターに比べると丈夫で扱いやすいのも人気の一因です。ふわふわの毛を触って癒されたいという場合にも、身体が大きい分毛の表面積も増えて癒し効果が高くなります。

ゴールデンハムスターに限らずハムスターがペットとして選ばれる要因として次の事も大きいでしょう。

  • マンションなどでも飼える場合が多くある。
    犬や猫を飼うことが禁止されているマンションなどでもハムスターは飼うことができる場合が多くあります。ゴールデンハムスターは殆ど鳴かないのでマンションでも飼いやすく、適切に世話をしていると殆ど臭いも発生しません。
    但し、臭いの感じ方には個人差があるので購入する時に自分にとって耐えがたくないかどうか臭いチェックをしてみましょう。
  • 安価で寿命も短めなので気軽に飼いやすい。
    ゴールデンハムスターは人気があり多く流通しているので価格が1,000~2,000円程度と犬や猫に比べると非常に安価です。また、寿命は3年程度と短いので10年以上生きる犬や猫に比べると気軽に飼うことができます。

ゴールデンハムスターと並んでなつきやすいと人気のジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターもゴールデンハムスターと並んで非常に人気がある種類です。

やはり性格が穏やかでとても人によくなつき、頭も良く内面的にはゴールデンハムスターと大差ありません。
ゴールデンハムスターではなくジャンガリアンハムスターが選ばれる場合のポイントを挙げてみます。

  • 小柄なボディ
    なつきやすさではゴールデンハムスターと並びますが、大きな違いは身体の大きさです。ジャンガリアンハムスターはゴールデンハムスターの半分の大きさもないので、その小柄さに惹かれる人は多いのです。
    大きさに関しては好みが分かれる場合が多く、大きくて触り応えがある方がよいという場合にはゴールデンハムスターが、小柄でより小動物らしい動きを求める場合にはジャンガリアンハムスターが選ばれるようです。
  • 色合いなどの見かけ
    ゴールデンハムスターにもジャンガリアンハムスターにも様々な色合いの個体がいます。しかし、ゴールデンハムスターは薄い茶系の個体が多く、ジャンガリアンハムスターは濃い茶系やシルバー系の個体が多く見られます。そういった色合いの好みでジャンガリアンハムスターを選ぶ方も多くいます。
  • 飼育ケースが小さくてもよい。
    ゴールデンハムスターよりも身体が小さい分飼育ケースも小さくても大丈夫です。飼育場所が広く取れないのでジャンガリアンハムスターを選ぶ方も多いのです。

なつきやすい種類を選んでも個体差があります。

ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターだからみな必ずなつくとは限りません。
人間にも性格があるようにハムスターにも性格があり個体差があります。
小さいうちから人なつっこい個体もいれば、最初は人見知りで飼っているうちに徐々になつく個体もいます。また、長く飼っていてもなかなかなつかない個体もいます。

ハムスターになついてもらいたい場合にはなつく個体を選ぶことが大切です。

なつく個体の見極め方を挙げてみます。

  • 友好的に近づいてくる。
    人を見ると近づいてくる個体は人になつきやすいでしょう。ケージに手を入れると近づいてきて手の匂いをかいだり乗ってきたりする個体を選ぶとよいでしょう。近づいてきても威嚇したり齧りつく場合には怖がりであったり攻撃的な性格なので避けた方がよいでしょう。
  • じっとみても怖がらない。
    ある程度顔を近づけてじっとみつめても怖がらない個体は人になつきやすいでしょう。怯えたり逃げたりする個体は避けた方がよいでしょう。

ハムスターになついてもらうためには快適な飼育環境を提供することが大切です。

ハムスターになついてもらうためには、ハムスターにとってよい環境を用意して快適に生活させてあげる事が大切です。快適な生活をしていると心にゆとりができてお世話をしてくれる飼い主になつくようになります。そのためにはおさえておきたいポイントを確認してみましょう。

飼育ケースは可能な限りゆったりと大きめのものを選ぶ。

ハムスターは狭い空間や物陰にいると落ち着く生き物ですが、生活域自体はそれなりの広さが必要です。身体が小さいジャンガリアンハムスターでは底辺が30cm×45cmで高さ25cm以上の広さ、ゴールデンハムスターでは底辺が60cm×45cmで高さ30cm以上の広さの飼育ケースを選びましょう。
これは最低限の大きさであり、行く場所などにゆとりがある場合にはもっと大きい物を選んであげると快適に生活することができるでしょう。

必要なアイテムを揃える。

回し車やエサ入れ、吸水ボトル、トイレ、敷材など品質を吟味して取り揃えましょう。夜行性で夜中も活動するので回し車はサイレンとタイプがおすすめです。

適温で静かな場所に置く。

ハムスターが快適に過ごせるように適温を保ち、静かな場所に置いてあげましょう。

ハムスターがなつくかどうかは扱い方がとても重要です。

ハムスターは頭の良い生き物です。
次のような事を心がけているとよりなついてくれるでしょう。

  • 心を込めて話しかける。
    お世話をする時や外出する時、帰宅した時などに愛情を持って話しかけると気持ちが伝わります。「動物だから言葉はわからない」と考えずに、人に接するように話しかけてあげましょう。
  • 優しく扱う。
    小さい生き物なのでとてもデリケートです。触るときは力加減に注意して優しく扱いましょう。
    また、急に手を差し出したり持ち上げるなど、急な動きをするとハムスターが驚いたり怯えてしまいます。ゆったりとした動作を心がけて接しましょう。
  • 清潔を保つ。
    ケージはこまめに清掃して清潔に保ってあげましょう。
心を込めて愛情を持ってお世話をしていると、もともとなついているハムスターはよりなつき、人見知りのハムスターも心を開いてなついてくれるでしょう。