初めてペットを飼うという方にも人気のハムスター。お世話もしやすく、日中留守がちという方でも飼いやすいペットです。
これからハムスターを飼い始めたいという時には、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
そこで、初心者が覚えておきたいハムスターの飼い方や、選び方についてご紹介します。
新しい家族を迎えるために、飼い方の基本を覚えておきましょう。
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初心者でも飼いやすいハムスターの種類と選び方
ハムスターを迎える時には、ペットショップに行って選ぶ方が多いと思います。
ただ、ハムスターは基本夜行性の生き物です。日中、ペットショップにハムスターを見に行っても、ケージの隅に重なるように寝ていて、あまり動き回る様子は見れません。
ですので、夜行性のハムスターはできれば夕方などの遅い時間に行って、元気に動いている子を探すのがおすすめです。
ここでチェックして欲しいのは、耳がピンと立っているか。耳がしっかりと立っていること、歩き方がおかしくないこと、目が腫れたりしていないことを確認して下さい。
初心者にも人気のハムスターの種類をご紹介していきます。
ジャンガリアンハムスター
ハムスターの中でも小さな種類で、色もさまざまです。一番多く見るのは、茶褐色で背中の部分が薄っすらストライブに見えるスタンダートカラーのタイプ。
薄いブルーグレーをしたのはブルーサファイヤと言われます。
また、白い色をしている場合には、背中にストライプがある毛色とない毛色もあります。
ゴールデンハムスター
この種類も人気のハムスターです。ジャンガリアンよりも少し大きめで体が大きな分、脳も発達していて賢さも人気の秘密です。
穏やかな性格で、初めてハムスターを飼うという方にもおすすめです。
キンクマハムスター
先程のゴールデンハムスターを改良した種類で、野生には存在しないハムスターです。ふわふわの毛が可愛らしく、まるで小さなクマのぬいぐるみ。
性格も、ゴールデンハムスターがベースなので、同じように温厚な性格を持ちます。
ハムスターの飼い方、初心者が揃えるべき飼育のためのアイテム
ハムスターを飼うことが決まったら、ハムスターの安全な家を作ってあげましょう。
ケージ
ハムスターを飼う時には、まずケージを選びます。
いろいろなタイプがあり、メリット・デメリットもそれぞれにありますので、置き場所などを考え選びましょう。
エサ箱
軽い素材の容器は、活発なハムスターにすぐにひっくり返されてしまいます。ある程度重みがあり安定性の高い容器を選んで下さい
給水器
すぐに水が飲めるように、新鮮な水を入れる給水器も忘れずにセットして下さい。水の交換を忘れてしまうと、不衛生になってしまいますし、空になる心配もあります。
回し車
ハムスターにはかなりの運動量が必要。体の大きさに合せたサイズを選ぶのがポイントです。
巣箱
隠れてハムスターが落ち着ける場所を準備します。こちらもサイズに注意して選びましょう。
トイレ
これは、個体差によりトイレを覚える子もいれば、覚えられない子もいます。念のため準備しておくと安心ですね。
床材
ケージの下には床材を敷き詰めます。口に入っても安全な素材の、木くずやペーパーチップなどが人気です。
初心者が覚えておきたいハムスターの飼い方で基本になるエサの与え方
ハムスターのエサというと、種を食べているイメージを持つ方が多いと思います。
しかし、種などは多くの脂肪分が含まれているので、食べ過ぎると太り過ぎになってしまいます。
ひまわりの種などは、おやつとして与えるくらいにして、普段は市販のハムスターのエサを主食として適切な量を与えます。
また、雑食性なので野菜も食べます。
さつまいもやにんじん、かぼちゃなども大好きですね。
チョコレートやアボカド、玉ねぎ、長ネギなどはハムスターには与えないで下さい。
ハムスターの気になる臭いや騒音について
賃貸住宅のアパートやマンションでハムスターを飼おうと思っている方も多いと思います。
ここで気になるのがハムスターの臭いと騒音の問題です。
ハムスターのフンは犬や猫のフンのように臭いは強くありませんが、尿の方が臭いが気になることがあります。
床材やトイレが汚れている時には、早めに取り替え、室内に臭いがこもらないようにしましょう。
鳴き声は、ほとんど気になりません。まれにエサが欲しい時や、怒っている時に声を出すことはありますが、ほぼ心配ありません。
音で気になることと言えば、回し車の音かもしれません。寝室で飼う場合には静音タイプの回し車を選ぶと良いでしょう。
ハムスターの飼い方では温度管理が重要
ハムスターを飼う時には温度管理も重要なことです。
ハムスターにとって快適に感じる温度は、私達人間と同じくらいの温度で、あまりに高い温度も苦手なので、直射日光の当たる場所には置かないようにして下さい。
また、寒さにも弱い生き物です。
室温が下がりすぎると疑似冬眠に入ってしまうこともあり、命に関わることもあります。夜間や日中誰もいなく室温が下がりすぎる場合には、ハムスター用のヒーターを使い、体温を調整しましょう。