ハムスターはちょこまかと動き回るイメージがありますが、うちのハムスターは寝てばっかりで運動をしないと、不安になられる飼い主さんもいるようです。
運動をしないとハムスターが肥満になるのでは?と、健康面も気になるところです。
そこでハムスターの運動について、運動をしないと困る理由、また運動を促す方法についてもご紹介をいたします。
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本当に運動しないハムスター?実は夜に運動をしている場合も
日中しかハムスターの姿を見ていないと、巣箱にこもっていて運動をしていないと感じるかもしれませんが、ハムスターと一緒のお部屋で過ごしていると、人知れず夜になり暗くなると、回し車を回して運動している事がわかります。
とっても激しく回し車の中を走るので、ぐっすりと眠っていてもその音で目覚めるほどです。
夜に激しく運動をしている音が聞こえてくるかもしれません。ハムスターは知っての通り夜行性ですから、昼間は巣箱にこもって運動をしていなくても、夜に活発に活動をしているのなら問題はありません。運動量も足りていることでしょう。
ハムスターが運動しないと心配な理由について
怪我や何らかの病気が潜んでいて運動ができないのなら、すぐに病院へ行き診察をしてもらわなくてはいけません。
ですが、ちゃんと食事や水分も取れていて、健康な状態を確認することができるなら、次に心配なのは運動不足による肥満です。
ハムスターの肥満も人と同じく良いことはありません
太りすぎていることで体に負担がかかったり、病気の原因となることも。
また肥満が理由となり、さらに運動がしにくくなってしまいます。
ハムスターがなぜ運動をしないのか、原因を追求してみる
ハムスターの運動不足が気になるときは、運動ができない原因がハムスター以外に存在しないか、確認をすることも大切です。
ハムスターの運動グッズといえば回し車ですが、回し車が上手く回らないなどの不具合があると、ハムスターも必然的に使用しなくなってしまいます。
ケージにぶつかって動きが悪くなっていたり不具合がないか一度確認をしてみましょう
また実際にハムスターが使用すると、回し車が小さすぎたりとハムスターと回し車のサイズが合っていないことによって、使っていない場合も考えられます。ハムスターの品種に合わせた大きさ、また大きくなったハムスターには、小さい頃に使っていた回し車のままではなく、一回り大きな回し車を用意してあげてください。
その他にはハムスターの大きさに合った、ケージを用意してあげることも重要
もともとハムスターは地面に巣穴をほって生活をしている小動物。ケージの中の床材に潜り動き回ることも大好きです。
ハムスターの運動をお部屋散歩で飼い主さんが促してみよう
ハムスターがケージの中で運動する場合について紹介をしましたが、すでに飼い主さんと仲良くなり懐いているのなら、積極的に運動を促す方法もあります。
ハムスターのお散歩
とは言ってもワンちゃんのお散歩のように、首輪とリードをつけて外を散歩するわけではありません。
安全なお部屋の中を自由に動き回ることができればOK。それがハムスターの散歩となります。
小さなハムスターは、どんな狭い隙間にも入り込むことができるので、家具の裏などには入り込まないように工夫をして、安全に広い場所で運動をさせてあげてください。
もしどうしても部屋の中で安全を確保できない場合、コードなどがありハムスターに危険が生じる可能性があると感じたら、囲いを作ってその中でハムスターを遊ばせることもできます。
ハムスターが運動しやすい環境と体調作りが大切
ハムスターは種類によって、例えばゴールデンハムスターとロボロフスキーハムスターというように、大きさに違いがあります。ですが同じ種類のハムスターと比べたとき、お家のハムスターが断然ぽってりとしている、大きさもひと目で違いがわかるという場合は、太り過ぎが考えられます。
運動を促すと同時に今までのハムスターの食生活を見直してみましょう
ハムスターの食事はどのようなものを主にあげていますか?ペレットを中心としたバランスの取れた食事をしているでしょうか。
ペレットの中には、ひまわりの種がミックスされたものもあり、ハムスターも好物があるとそればかりを食べてしまい、ペレットを残してしまう場合も。それでは結局ひまわりの種ばかりを食してしまい、高カロリーな食事となってしまいます。
高カロリーなひまわりの種などはおやつとして、一日に数粒与えて、主食はペレットだけにするなど、食生活の見直しを。そして与える量も一度に食べられる量だけにして様子を見てください。