ハムスターは縄張り意識が高く警戒心が強い動物です。
急に触ったり、仲間と認識しない人間には噛み付くこともあります。
懐く懐かないは個体によっても違いますし、ハムスターの扱い方次第でもあります。
せっかく飼ったハムスターに懐いてもらうためには、人懐っこい子を選ぶようハムスターの性別の見分け方や扱い方に注意して、絆を深めていきましょう。
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ハムスターの性格の見分け方について
ペットを飼う時、ペットの性格は飼い主にとってとても重要です。
差し伸べて自分から寄ってきたり臭いを嗅いだりするなど興味を示した行動をするハムスターは懐きやすいです。
手を差し伸べても寄ってこなかったり噛んだりなど威嚇行動をするハムスターはもしかしたら人に懐きにくいかもしれません。
ハムスターは臭覚が長けていて、臭いで味方や飼い主を判断します。
最初のうちは威嚇行動をしても飼っていくにつれ、懐くこともありますので、一概に懐きにくい子ともここで判断はしきれません。
ただ、最初が肝心ですので、気の合いそうな子を見つけると迎い入れやすいくなります。
ハムスターを下見しに行くときは夕方にしよう
ハムスターをペットショップに見に行くときはハムスターの習性に合わせた時間帯にしましょう。
ハムスターは人間の活動とは真逆の夜行性になります。
子供と一緒だと日中ペットショップに行く機会が多いと思いますが日中は寝ていることが多いでしょう。
ペットショップなので起きているハムスターもいるかもしれませんが、起きていても活動的ではないかもしれません。
主に子供がお世話をするというなら、子供と気が合う性格のハムスターを見分けてあげてください。
手を差し伸べると中には噛むハムスターもいますので、ゲージ越しから手を差し伸べて臭いを嗅がせます。
このように敵ではないと判断すると噛む可能性が低くなります。
一度で焦って決める必要はありません。
同じペットショプでも何度が足を運んだり、気にいいるハムスターがいなければ別のペットショップに行くなど、ハムスターの性格を見分け方に注意しながら、気が合うハムスターを見つけましょう。
オスとメスのハムスターの性格の違い
メスはおとなしく、オスよりも環境に慣れるのが早いのが特徴的です。
まさに人間の男の子と女の子のようですね。
子供と同じように飼ってしまえば、どんなハムスターでも愛着が湧くでしょうが、どうせ飼うなら好みの性格の子を飼いたいですよね。
オスでもメスのような、メスでもオスのようなハムスターも多くいますので、性格を見分ける時は性別ではなく個体を重視して見ていきましょう。
少しでも長生きするように元気な個体を選ぶことも大切
ハムスターを飼う時に多くの方は性別や性格を重視しますが、重要なのはそれだけではありません。
飼いたいハムスターが健康かどうかも重視する必要があります。
少しでも長生きしてもらうためにはより健康なハムスターを選ぶ必要があります。
他のハムスターと比べて、個体の大きさや肉のつき方、動きがどうか、そして目元やお尻に注目して汚れていないかもチェックしましょう。
病気がちや体が弱い個体は、他のハムスターと比べた時に違いが明らかです。
判断しかねない場合は必ず店員さんに相談してください。
ただ、正直なところ弱さが見た目ではわからない個体がいるのも確かです。
ハムスターの寿命からわかるようにハムスターの体の小ささから元々弱いのが特徴的な動物です。
犬猫のように専門的な獣医もいません。
なので、見た目にわからないことがあってもそれは致し方ないとしか言いようがないでしょう。
少しでも強い個体を選ぶために、健康状態をチェックしてから飼いましょう。
ハムスターを迎えたら1週間は触ってはいけない
なぜなら、ハムスターはストレスで命を落とすことがあるほど、ストレスにめっぽう弱い動物です。
ハムスターにとってペットショップから自宅へ引っ越ししたというだけでも大きな負担がかかります。
環境に慣れるまで、そして飼い主に慣れるまでは1週間程度かかると言われております。
人懐っこいハムスターでは数日で自分から寄ってくる子もいれば、なかなか慣れない子もいますので、念の為、触らないのは1週間程度と覚えておきましょう。
その間、水の交換や餌を与える人は同じ人で1人にしてください。
ハムスターがより早く環境や飼い主に慣れるためです。
ゲージの掃除はハムスターが慣れてからのほうが良いですが、どうしてもという場合はササッと簡単に手早く済ませてください。
少しでも、自分好みのハムスターになってくれるよう、扱い方にも注意してください。