ここではゴールデンハムスターのオスをペットとして家族に迎い入れたいと考えている方に向けて、ゴールデンハムスターのオスの性格や生態などのポイントを紹介していきます。
ハムスターは性別によっても性格が異なるので、ゴールデンハムスターのオスならではの習性や、行動などの特徴についてもしっかり押さえていきましょう。
かわいいゴールデンハムスター。
事前に飼い方のコツを知っておけば、あっという間に仲良くなれるはずです。
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ゴールデンハムスターは性格から見ても初心者におすすめの種類です
自宅で飼うペットの中で最も小さな個体だと言っても過言ではないハムスターですが、ゴールデンハムスターはハムスターの中でも身体が大きく存在感がありますよね。
狭いケージ内での多頭飼いは喧嘩などの原因になってしまうこともあるので、初心者には単独飼育をおすすめしますが、飼育に慣れてきたら多頭飼いを楽しんだり、繁殖させたりしても良いですね。
ゴールデンハムスターのオスの臭腺とマーキング
犬が電柱におしっこをかけることで知られている「マーキング」ですが、実はハムスターにもマーキング行動があり、ハムスターの場合はおしっこではなく、臭腺から出す分泌液が使われます。
臭腺の位置はハムスターの品種によってさまざまですが、ゴールデンハムスターの場合には腰の両脇についていて、臭腺の存在を知らないと、「何だこれ?」と驚いてしまう方もいるのではないかと思います。
臭腺から出した分泌液をこすりつけるようにしてマーキングをするため、ゴールデンハムスターが不思議な動きをしている時には「マーキングをしているのかな?」と思って良いかもしれません。
ゴールデンハムスターのオスがマーキングをする時
- ケージを掃除したことにより、自分のにおいが消えてしまった時
- 自分以外のにおいがする時
- メスのハムスターに求愛する時
オスのハムスターの発情はメスのハムスターとは異なり年中起こっているので、臭腺はオスの方が発達しており、マーキングの臭いもメスより強い傾向にあるため、メスを飼うときよりもケージの中が臭いやすいかもしれません。
ゴールデンハムスターのオスを懐かせるためのアプローチ方法
ゴールデンハムスターははじめにも紹介したとおり、温和で人懐っこい性格をしていますが、その反面臆病で、警戒心が強いので、飼い始めに急に触ろうとしたり、無理に持ち上げたりすることで、懐いてもらう、仲良くなるタイミングを逃してしまうことがあり、注意が必要です。
ポイントは触る前に必ず「触るね」と予告したり名前を呼んだりして声をかけることと、握って持ち上げるのではなく、両手で足元からすくい上げるようにして手に乗せることです。
はじめは手の上におやつや餌を乗せて、ゴールデンハムスターが自分から手に近づいてくるのを待ちましょう。
ハムスターの方から手に近づいてきたり、声が聞こえると顔を出すようになったりすると慣れてきた証拠です。
さらに懐くと、手の上に乗っておやつを食べたり、撫でると気持ちよさそうにすることや、ペロペロと手をなめてくれたりするようになるので、ぜひゴールデンハムスターから絶大な信頼を寄せられる飼い主を目指してみましょう。
ゴールデンハムスターの習性や身体の特徴を知って、仲良く暮らしましょう
これからゴールデンハムスターのオスを家族に迎え入れようとしている方であれば、すでにハムスターの習性は下調べ済みかもしれませんが、ここで改めてハムスターのことについておさらいしていきましょう。
ハムスターの習性
- 夜行性のため、夜6時前までは寝て過ごすことが多い
- 運動が大好きで、起きている時間のほとんどを歩行して過ごす
- 穴を掘るのが大好き!掘った穴の中に食料を溜め込むことがあるので、掃除の際には腐敗していないかチェックが必要
- 野生のハムスターは冬眠するが、自宅で飼う場合には基本的には冬眠しない
ゴールデンハムスターの身体の特徴
- 毛色は様々(白、茶、アプリコット、トリコロール、バイオレット等)
- 毛の短い毛短種と、長い毛長種の2種類の毛質
- 臭腺は腰の両脇にあり、オスは臭いが強めの場合が多い
元気で性格の良いゴールデンハムスターのオスを見分ける方法
ペットショップで実際にハムスターを選ぶ際に、できるだけ性格が良く元気な子を選びたいと思うでしょうが、ゴールデンハムスターの場合には、他の品種とは異なり、個体による性格の差はそれほどないと言われているため、どの子も温和で人懐っこい性格をしていると考えて良いと思います。
性格の問題以外に気をつけたいのが、「健康」であること。
健康なハムスターを見分けるためのポイントが、「毛並みや毛艶の良さ」、「しっかりと目が開くこと」、「前歯が4本はえ揃っていること」、「中肉中背」、「足取りが良い」ことです。