ハムスターは飼っていても臭いがしづらいペットです。ゴールデンハムスターはペットのハムスターの中では大型なので小型のハムスターよりは臭いを感じやすくなる傾向はあります。
しかし、ハムスターは自然界では捕食される弱い存在なので、存在を知られないように臭いを残さない生き物なのです。そのためハムスター自体はほとんど臭いがせず、排泄物もそれほど臭わないものです。
そんなハムスターの臭いが気になるという場合には、何かしらの原因があると考えられます。飼育環境を見直して臭い対策を行いましょう。
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ゴールデンハムスターの臭いが気になる場合には、まずは臭いの発生源を調べてみましょう。
ゴールデンハムスターは適切に飼育がされている場合にはそれ程臭いは気にならないものです。
しかし、匂いに敏感な方や飼育に何かしらの問題が生じている場合には臭いが気になる場合があります。
臭いを改善するためには、まずは臭いの発生源をつきとめることが大切です。
- ハムスターの臭いを嗅いでみる。
まずはゴールデンハムスター自体が臭うのかを鼻を近づけて嗅いでみて確認しましょう。ゴールデンハムスター自体が臭うという事はまずないのですが、飼育ケースの清掃が十分でない場合には身体に尿や食べ残しの汚れがついて臭うことがあります。ぬるま湯に浸けて固く絞ったタオルで身体を優しく拭きましょう。
- ケージの臭いを嗅ぎます。
ケージ全体の臭いを嗅いで、全体が臭うのか、どこか特定の部分が臭うのかをつきとめます。
ゴールデンハムスターのケージ全体から臭いがする場合には清掃の方法を見直してみましょう。
ケージ全体が臭う場合には、ケージの清掃の方法を見直してみましょう。
- ケージの敷材は毎週交換しましょう。
ケージの敷材は一週間に一度全て交換しましょう。 - ケージは毎月水洗いしましょう。
ケージ全体は1ヶ月に一度水洗いしましょう。敷材やトイレ等設置しているアイテムを全て取り除いて水をかけて洗います。洗剤は使用しないようにしましょう。洗剤の匂いが残るとゴールデンハムスターが嫌がる可能性があります。水をかけてスポンジで軽く擦り洗い流すだけで十分です。
ゴールデンハムスターのケージ全体の臭いが気になる場合には敷材が原因の場合もあります。
ケージ全体が臭う場合には、使用している敷材が原因となっている場合もあります。
新聞紙やキッチンペーパーなどを使用している場合には臭いが発生しやすくなります。
ハムスター専用の紙や木、牧草の敷材を使用するとケージ内を清潔に保ち臭いが発生しづらくなります。
特に牧草は牧草の香りがするので、気になる臭いをかき消す効果があります。
また、ハムスターは敷材にもぐる事によって安心したり温度調節することができます。ゴールデンハムスターがもぐって隠れることができるくらいの敷材を入れてあげるとよいでしょう。
もし敷材に尿をした場合にはその部分の敷材は取り除き捨てましょう。
トイレが臭う場合には、トイレの容器とトイレ砂を見直してみましょう。
- トイレの清掃は毎日する。
便は見かけたらすぐに取り除くようにしましょう。尿はしている部分を取り除きます。ゴールデンハムスターはトイレをよく覚えるので、トイレでしている場合が多いでしょう。尿で濡れた砂を取り除きましょう。 - トイレの容器はハムスター専用で形がシンプルなものを選ぶ。
トイレはハムスター専用のもので形がシンプルなものを使用するとよいでしょう。そうして丸ごと水洗いできるものを選びます。形が複雑だと洗っても尿等が残り臭いの元となる場合があります。 - 消臭効果の高いトイレ砂を選ぶ。
もし、ハムスター用のトイレ砂を使用していない場合には、ハムスター用のトイレ砂の利用をおすすめします。普通の砂とは違い消臭効果があるので排泄物の臭いを軽減させてくれます。
既にハムスター専用のトイレ砂を利用している場合には、とにかく消臭効果の高さに着目して選び直してみましょう。ゼオライトを使用したものや木の素材のものが消臭効果の高さで人気があります。
糞尿や食べ残しが臭う場合にはエサやエサの与え方を見直してみましょう。
- ハムスター専用のエサを主として与える。
ハムスター専用のペレットはハムスターに必要な栄養素が揃っています。ペレットだけでも栄養的には問題がないので、主としてペレットを与えるようにします。 - 人間用の加工食品を与えない。
おやつを与える場合には、ひまわりの種や野菜、果物などハムスターが野生でも食べるような食材を与える。人間が食べるスナックなどの加工食品はハムスターにとっては有害になり、排泄物が臭う原因にもなります。
ハムスターに与えてはいけない食品としてニンニク、ニラ、玉ねぎ、チョコレート、コーヒーがあります。