ゴールデンハムスターの餌は主としてペレットを与えます。

ゴールデンハムスターの餌は、総合栄養食であるペレットを与えるとよいでしょう。ペレットは様々なメーカーから販売されていますが、値段で選ばずに信頼できるものを選びましょう。ハムスターというとひまわりの種をイメージする方は多く、実際にゴールデンハムスターはひまわりの種が大好きです。しかし、食べ過ぎると肥満になり長生きできないので量を制限して与えましょう。

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ゴールデンハムスターの餌には、主としてペレットを与えましょう。

ゴールデンハムスターの餌としてひまわりの種やかぼちゃの種、木の実などが混合された見た目にもカラフルで美味しそうなミックスフードが販売されています。
しかし、ミックスフードを与えるとひまわりの種やかぼちゃの種ばかりを食べて他を残す場合が多いものです。ゴールデンハムスターは種子類が好きなので喜んで食べますが、種子類は脂質が多く肥満の原因になります。結局はペレットに切り替えるという話をよく聞きます。
ミックスフードは様々な種類の食べ物が混ざっているので栄養バランスがよいようにも思われますが、ハムスターが好きなものしか食べなくなる場合が多くあります。また、全てを食べたとしても栄養バランスは完全ではありません。

ペレットはゴールデンハムスターに必要な栄養素を考えて作られているので、ペレットを与えていると他の食べ物を与える必要はありません。
ペレットは毎日メインで与えるので品質のよい物を選ぶことが大切です。信頼できるペレットを選んで与えましょう。

ゴールデンハムスターのおやつ的な存在となる餌が種子類です。

ゴールデンハムスターにはペレットだけを与えていると栄養素的には問題がありません。

ただ、それでは飼い主にとってもゴールデンハムスターにとっても味気ないので、おやつとしてひまわりの種やかぼちゃの種を肥満にならない程度与えてもよいでしょう。
ひまわりの種には大きいサイズと小さいサイズがありますが、ゴールデンハムスターはどちらのサイズでも上手に食べます。
ひまわりの種を与えると殻を器用に剥いて上手に食べます。ハムスターの歯は常に伸び続けているので硬いものを食べて削る必要があります。硬いペレットだけでその役割を果たすものですが、ひまわりの種もたまに与えるおやつとして有益であり、ゴールデンハムスターも喜びます。
クルミは殻は硬くて割ることができないので実だけを与えるようにしましょう。ただ、かなり脂肪が多くひまわりよりも実が多いだけに、1度に1個分与えると多すぎます。半部から4分の1程度にしましょう。
秋になりどんぐりを拾うと与えてみたくなるかもしれませんが、かわいい見かけとは反対に中毒などを引き起こす原因となるので与えてはいけません。

ゴールデンハムスターのおやつとなる餌には野菜がおすすめです。

ゴールデンハムスターは野菜も喜んで食べます。

野菜は種子類と違いカロリーが低いので、毎日与えることができます。
ただ、人間が普通に食べている野菜でもハムスターに与えると中毒を起こすなど害になる野菜が意外と多くあります。

野菜を与える際には必ずハムスターに与えても大丈夫であるかどうかを確認しましょう。

野菜は必ず与えなければいけないものではないので、与えてもよいかどうか分からない場合には与えないようにしましょう。
果物は糖分と水分が多いので与えない方がよいでしょう。

  • ハムスターに与えるのにおすすめの野菜
    キャベツ、人参、かぼちゃ、カブの葉、サラダ菜、さつまいも、ブロッコリーの茎、さやいんげん、白菜、もやし。
  • ハムスターに与えてもよい野菜
    ブロッコリーの蕾、小松菜、きゅうり、とうもろこし、ほうれん草、水菜、レタス。
  • ハムスターに有害な野菜
    玉ねぎ、長ネギ、ニンニク、行者ニンニク、ニラ、ジャガイモの芽や緑になった部分、アボガド、茹でていない豆類。

キュウリやレタスなどの水分の多い野菜は与えすぎるとお腹を壊す可能性があります。1回に与える量は5mm各程度などと極少量に留めましょう。
ブロッコリーは農薬が多く使用されている場合が多いので、与える場合には茎の部分の表皮を取って内部だけを与えた方がよいでしょう。

家庭菜園の場合は農薬使用状況がわかるのでよいのですが、市販の野菜の場合にはどのくらい農薬が残留しているかわかりません。葉物などは特によく洗ってから与えましょう。人間よりもずっと身体が小さいゴールデンハムスターにとっては、人間では問題ない程度の農薬でも害となる場合があります。
野菜はおやつ程度であくまでも主食はペレットをメインに与えましょう。

ゴールデンハムスターのおやつ餌として煮干もおすすめです。

ゴールデンハムスターは煮干も喜んで食べます。

おやつとしてたまに与えるとバリエーションが増えて喜びます。
煮干は適度に硬いのでゴールデンハムスターの歯にもよいでしょう。
煮干を選ぶ際には次の点に注意しましょう。

  • ペット用の煮干を選ぶ。
    人間用の煮干は、原材料に塩の表記がなくてもかなり塩分が含まれています。ペットの餌ようとして販売されている煮干を選びましょう。
  • 大きさは2cm程度までの煮干を選ぶ。
    大きな煮干を与えると食べ過ぎになりペレットを食べなくなってしまいます。2cm程度までの長さの小型の煮干を選びましょう。
    ハムスターのおやつとして販売されている煮干だと安心です。

ゴールデンハムスターの餌は毎日適量を与え、貯蔵していないか確認しましょう。

ゴールデンハムスターの餌は、与えるペレットの説明を読み決まった量を毎日与えます。

おやつはコミュニケーションツールとして用いるとよいでしょう。

ゴールデンハムスターになついてもらうためには、おやつを手渡しで与えるのが一番です。おやつを差し出して、ゴールデンハムスターが受け取り美味しそうに食べる様子を見る嬉しくなるものです。しかし、与えすぎるとゴールデンハムスターがお腹を壊したり肥満になったりするので与える量は制限する必要があります。

ひまわりの種1週間に2回で1回に3粒程度、野菜は毎日与えてもよいのですがキャベツ2cm角程度、煮干は1週間に2回程度を目安にして与えましょう。
成長期には多めに与えてもよいのですが、成長しきってからは与えすぎると肥満になるだけなので体型を見ながら量を調節しましょう。肥満の場合には、おやつは野菜のみにするとよいでしょう。
ゴールデンハムスターは餌を貯蔵する場合があるので、餌をほほ袋に入れて持ち去る場合には注意が必要です。
ペレットやひまわりの種は直ぐに腐りはしませんが、野菜類はすぐに腐ってしまいます。ゴールデンハムスターがお腹を壊したり不衛生になるので、貯蔵していそうな場合には確認し、見つけたら取り除きましょう。

おやつを与えると喜んで食べる様子はとても愛らしくついつい多く与えてしまいがちです。
しかし、ゴールデンハムスターの健康を第一に考えて量を制限して与えましょう。
また、味付けされた食品は絶対に与えないようにしましょう。