ハムスターにはいくつかの種類があり、飼育を考えている方は実際に見ると迷ってしまうかもしれません。
ここでは比較的人に懐きやすいと言われているジャンガリアンハムスターの飼い方について、懐かせる飼育方法、また他のハムスターとの違いについてもご紹介をいたします。
ハムスターは個々の性格もありますが、飼育方法によっても性格に違いがでてきます。ハムスターのストレスにならないような飼育を目指しましょう。
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お家に慣れるまでのジャンガリアンハムスターの飼い方
とっても臆病なハムスターは環境の変化にも敏感で慣れるまでに時間が必要
そのようなときにハムスターに手を差し伸べたり、話しかけたりするのは絶対にNG。慣れるどころか恐怖に感じてしまうことでしょう。
一度恐怖を感じてしまうと、その関係性を変えるのは大変です。ただでさえ臆病なハムスターの心を開くのは更に時間がかかってしまうことが予想されます。
ジャンガリアンハムスターの特徴と他のハムスターとの違い
ジャンガリアンハムスターを飼育したいと考えている方は、他のハムスターとのどのような違いに注目をしているのでしょうか。
外見の可愛さがポイント
ゴールデンハムスターよりも小さくロボロフスキーハムスターよりも大きなジャンガリアン。サイズ感がちょうど良い、育てやすそうと直感で選ぶ方も多いようです。
またジャンガリアンハムスターのカラーは最も一般的なノーマルの他にも、数種類があり好みの種類を探すこともできます。柄で選ぶならゴールデンも良いですが、カラーにこだわりがあるのならジャンガリアンハムスターがおすすめです。
もちろん飼育する上では、ハムスターの種類別の性格も気になるところでしょう。
ジャンガリアンの性格
ゴールデンほど懐きやすくはありませんが、決して飼い主さんに懐かないわけではありません。飼育のコツさえつかめば、ジャンガリアンハムスターは心を開き、仲良く過ごすことができます。
容姿も性格も魅力的なジャンガリアンハムスター。ですが1つのケージで沢山のハムスターを飼育したいと思っている方には、向いている種類ではありません。
ジャンガリアンハムスターを懐かせたい場合の飼い方
警戒心が強く臆病なハムスターですが、環境に慣れ危険がないと感じると、段々と巣箱から姿を見せるようになります。
少しずつ触れ合う時間を増やしていきましょう
まずは声がけからです。餌を変えるときなどお世話をするとき、ハムスターが巣箱からでてくるようになったら声がけを始めます。かける言葉は挨拶でも名前を呼ぶだけでもOK。段々とハムスターが声を覚えていくはずです。
声がけをしても戸惑わず、姿を見せてくれるようになったら、今度はハムスターの大好きなおやつを手渡しします。
ひまわりの種などを手の平にのせて、ハムスターが自ら取りに来るまで焦らずに待ちましょう。こうすることで今度はハムスターがニオイを覚えていきます。
さらに慣れてきたら今度はおやつをつまんだ指から与えるようにします。このときのポイントは無理に近づけようとはせず、ハムスターがくるまで待ってあげることです。
ジャンガリアンハムスターは飼い方次第で性格にも変化がでます
ジャンガリアンは比較的、人に懐きやすい種類のハムスターですが、飼育方法や接し方によっては違いがでてしまいます。
慣れる前に距離を縮めようとしてしまった場合ハムスターは敵だと勘違いをし恐怖をおぼえてしまいます
そうすると身を守ろうとし、巣箱に近づけた手に齧りつくことも。ですがこのときの声を出したり、急に指を引き抜こうとすると、さらにハムスターは驚いてしまい、距離を縮めることはできません。
齧られてもできるだけ冷静に、大きな声を出さず静かに手を戻してください
このときの対処を間違えてしまうと、巣箱に手を近づけただけでもギーッと威嚇する声をあげたり、噛み付く仕草を繰り返すようになります。
また人によって、家族によって態度を変えることもあり、なかなか関係性を修復することは難しくなってしまいます。
ジャンガリアンハムスターに少しでも長生きしてもらうためにできること
ジャンガリアンハムスターも他のハムスターと違いはなく、2~3年と短命です。しかしせっかく懐くようになり、良い関係を築くことができるようになったら、少しでも長生きをしてもらいたいと願うところです。
ハムスター本来の寿命もありますが、少しでも良い環境を作ることは、決して無駄なことではありません。