ハムスターの寿命は2~3年でジャンガリアンは2年程度です。

ペットとして流通しているハムスターは5種類いますが、どの種のハムスターも寿命は大体同じで2~3年です。ただ、身体が大きい方が長生きする傾向があり、ゴールデンハムスターは3年以上生きる場合もあります。ジャンガリアンハムスターなどのドワーフハムスターと呼ばれる小型のハムスターは2年程度と考えておくとよいでしょう。ただ、寿命は与える餌や飼育方法でかなり差が出てきます。

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ジャンガリアンハムスターは小型のハムスターなので寿命は2年程度です。

生き物の寿命は身体の大きさに比例する傾向があり、身体が大きい生き物ほど長生きになり、小さな生き物は寿命が短い種が多くなります。そうして寿命が短い生き物程繁殖力が強いものです。
ハムスターは身体が小さく野生では多くの他の生き物に捕食される立場です。食物連鎖のピラミッドの底辺に近い部分を支える役回りをしています。
そのため寿命が短いのですが、繁殖力は強くなります。
野生では大人になることさえできない個体が多い中で、ペットとして飼育されるハムスターは寿命を全うできる場合が殆どでしょう。

ペットとして飼育しているジャンガリアンハムスターの寿命はおおよそ2年程度で、長生きする場合で3年程度となります。
ペットのハムスター5種類の中でゴールデンハムスターだけが格段に身体が大きく、その分寿命も長めで3年以上生きる場合も多くあります。

ジャンガリアンハムスターが寿命を全うできるように、安全な飼育ケースを用意しましょう。

ジャンガリアンハムスターが寿命を全うできるようにするためには、安全な飼育ケースを選びましょう。

ハムスター用の可愛らしい飼育ケースが色々と販売されていますが、ハムスターが快適に過ごせて安全性が高い物を選びましょう。

  • 飼育ケースは広めのものを選ぶ。
    ジャンガリアンハムスターは小型のハムスターなのでそれほど大きなスペースは必要とはしませんが、それでも横幅が45cm程度の飼育ケースを用意してあげましょう。
    何も入っていない状態だと横幅45cm程度の飼育ケースだと広く感じますが、巣箱や回し車など必要なアイテムを設置するとびっしりになります。
  • フラットな飼育ケースがおすすめです。
    ハムスター用の飼育ケースで2階建てになっているものがありますが、ハムスターが落下すると怪我をする可能性があります。特に若いうちはよくても老化すると動きが鈍くなり、2階建ての飼育ケースだと危険を感じるようになります。
    フラットな飼育ケースがハムスターにとって安全で、掃除もしやすくおすすめです。
  • 横が金網の飼育ケースは要注意です。
    ジャンガリアンハムスターは個体によっては金網を齧る場合があります。届かない天面が金網になっている分には問題ないのですが、横が金網になっている飼育ケースは選ばない方が無難でしょう。
    飼育を始めてからジャンガリアンハムスターが毎日金網を齧るので結局水槽タイプの飼育ケースに買い換えたという話を多く聞きます。

ジャンガリアンハムスターが寿命を全うできるように安心できる住まいを作りましょう。

ハムスターはそもそもが臆病で、ジャンガリアンハムスターも同様です。

そのため飼育ケースは安心して過ごせる環境を作ってあげることが重要です。安心して住まうことができない環境だとストレスが蓄積して短命になってしまいます。
安心できる住まい作りには巣箱の選択と置き方がポイントとなります。
  • 巣箱は大きすぎず小さすぎないものを選ぶ。
    巣箱の大きさは小さすぎると窮屈ですが、大きすぎると落ち着きません。身体の大きさの2倍程度の大きさの巣箱がよいでしょう。ただ、個体によって好みがあるので大きめを好む場合もあります。まずは市販されているドワーフハムスター用の巣箱を置いてみるとよいでしょう。
  • 巣箱の入り口は人から見えづらい方向を向ける。
    巣箱の入り口は人からは見えづらい方向を向けて置くとジャンガリアンハムスターが安心して休むことができます。特に、奥行きがない巣箱の場合は入り口から見てジャンガリアンハムスターが見えます。人にとっては可愛い様子が見えて嬉しいのですが、ジャンガリアンハムスターは落ち着かないものです。

ジャンガリアンハムスターが衛生的で健康に過ごせるようにトイレと砂浴び場、回し車を設けます。

ジャンガリアンハムスターの飼育環境が衛生的であることは寿命を長くし健康的に過ごすために大切です。運動をして健康を保つ事も大切で、回し車も欠かせません。
  • トイレ
    ジャンガリアンハムスターが中に入って方向転換をして出られるくらいの大きさのトイレを置きましょう。トイレ砂は固まるタイプだと誤飲したときに体内で詰まり命を失う場合があるので、固まらないタイプが安心です。
  • 砂浴び場
    ジャンガリアンハムスターは身体を清潔に保つために砂浴びをします。砂浴び用の細かい砂をトイレ同様の容器に入れて置いてあげましょう。
  • 回し車
    回し車はジャンガリアンハムスターが健康を保つために欠かせないアイテムです。毎夜カタカタと走るので、静音タイプの回し車を選ぶとよいでしょう。網タイプや、つなぎ目に隙間がある回し車だと指が挟まりもげるという事故が発生する場合があるので、とにかく隙間がない回し車を選びましょう。
    回し車の転倒事故を防ぐためによく説明書を読んで正しく設置しましょう。
  • パネルヒーター
    ジャンガリアンハムスターは気温が20度以下になる場合にはペット用のパネルヒーターを使用して保温してあげましょう。20度程度では床材を多く入れれば対応できる場合もありますが、寒さで擬似冬眠状態になるとそのまま生命を失ってしまう可能性が高くなります。パネルヒーターはジャンガリアンハムスターの身体が入る面積がある小さなものでよく電気代もそれ程かからないので、早めに設置してあげましょう。
    暑い時に退避できるようにパネルヒーターは一部だけに設置します。

ジャンガリアンハムスターの寿命をできるだけ延ばせる良い餌を選びましょう。

ジャンガリアンハムスターの寿命ができるだけ長く健康に生きられるように、身体に良い餌を選んで与えましょう。

長生きする餌のポイントを挙げてみます。

  • ハムスター専用の信頼できるペレットを選ぶ。
    ハムスターの餌は多数販売されていますが、栄養バランスがよく身体に良い餌を選ぶことが大切です。様々な美味しい物を与えたくなりますが、信頼できるペレットを選んで主食として与えましょう。
  • おやつは味付けされていないものを少々与える。
    おやつを与える場合には、必ず味付けされていないものを選びましょう。煮干も人間用のものは塩分が高いのでペット用の煮干を選びましょう。
    肥満になると長生きできません。ひまわりの種はとても喜びますが肥満の原因にもなります。飼育しているジャンガリアンハムスターが肥満傾向にある場合にはおやつはキャベツや人参などの野菜にしましょう。
    野菜は人間には大丈夫でもジャンガリアンハムスターにとっては有毒となるものが多くあるので必ず確認してから与えましょう。
たったの2年程度しか一緒にいられないジャンガリアンハムスターが、健康で少しでも寿命が長くなるように飼育してあげましょう。