1人暮らしでも飼いやすいジャンガリアンハムスターの飼い方

ペットを飼いたいけど1人暮らしだから飼えないと諦めている方は多いのではないでしょうか。
1人暮らしには飼育費用もリーズナブルで手が掛からず、寿命が短いジャンガリアンハムスターがオススメです。

とは言っても、飼った以上は1人暮らしのせいにしてはいけません。
最後まで責任を持って育てることが大切です。

ジャンガリアンハムスターの特徴や飼い方について勉強をし理解した上で飼うか検討してみましょう。

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ジャンガリアンハムスター飼い方、選び方

ジャンガリアンハムスター飼い方

  • 食事
    食事を与えるのは1日1回
    頬袋に溜めて小分けにして食べるので、何回も上げる必要はない。1週間に1~3回程度おやつに野菜や果物、ひまわりの種を与える。
    野菜や果物は水分が多く下痢になりやすいし、ひまわりの種はカロリーが高いので太りやすいため与えすぎには注意が必要です。
    ハムスターの健康を考えて食事やおやつの内容を決めていきましょう。
  • 水分
    給水器の水は1日1回、長くても2日に1回取り替える。
  • 掃除
    ゲージ内の掃除は1週間に1回程度汚れ状況を見て掃除をする。
    その時に給水器も一緒に洗うと衛生的に安心です。
  • 温度
    ハムスターは暑さや寒さに弱いため、エアコンや電気毛布などでの温度管理やゲージの置き場所に注意しましょう。
  • 環境
    ハムスターは音に敏感ですので、騒音がする場所だとハムスターにストレスを与えてしまうことになります。
    また、ゲージ内の環境はハムスターにとって生活しやすいかも重要です。
    ハムスターはストレスによって体が弱りやすいですので注意してください。

ジャンガリアンハムスター選び方

ジャンガリアンハムスターをペットショップで飼う時は生き生きしたハムスターを選びましょう。
素人の目では判断しかねることもあるので、必ずペットショップの店員さんに相談してみましょう。
普通に考えて弱ったハムスターを売りつけるようなことはないでしょうが、念のため知識をつけて言ったほうが無難と言えますね。

ジャンガリアンハムスターの健康状態を知るため、毛並みやお尻、個体の太り具合(痩せすぎ太り過ぎなど)、手足や耳、動きなど細かな部分を確認しましょう。

中には弱っている状態があまり表に出ないハムスターもいます。
そんなハムスターを飼ってしまった場合は、こればかりは運と言う他ないでしょう。
念のため購入後でも店員さんに相談してみると、何らかの対応をしてくれるかもしれません。

ジャンガリアンハムスターの飼いやすい理由

ジャンガリアンハムスターは1人暮らしに最適なペット

  • 静か
    1人暮らしの家は部屋が狭く、壁が薄く、騒音などが近隣トラブルになりやすいですが、ハムスターは鳴き声も静かです。
    夜に運動を始め回し車のカラカラという音が少々気になるところですが、音が静かな回し車があるし、隣人がいない壁に沿ってゲージを設置すると問題ないでしょう。
  • 散歩は必要なし
    一人暮らしでペットを飼う大きな負担となるのは犬の散歩ではないでしょうか。
    家でトイレをしない犬なら1日2回は必ず散歩に連れ出す必要がありますし、散歩は走るのが大好きな犬のストレス発散になります。
    ハムスターは散歩の必要ゼロです。
    ハムスターを向かい入れるのはそれが決め手となる人が多いです。
  • 食事の回数や掃除の頻度
    ハムスターには食事を1日1回与えるだけで良いし、水は給水器に入れておおくだけで良し、ゲージは汚れ状況を見て1週間に1回程度で良いので、お世話がとても楽です。
  • 寿命が短い
    寿命が短いのは寂しいことですが、環境に変化が起こりやすい1人暮らしでは返って寿命が短いことが飼いやすさに繋がります。

ジャンガリアンハムスターの特徴

ジャンガリアンハムスターの特徴はなんと言っても警戒心が強く、人懐っこい、そしてストレスに弱い!

警戒芯が強く、自分が産んだ子供さえ食べてしまう、いわゆる共食いの習性があります。ハムスターは臭覚が優れ、味方を匂いで判断します。
生まれたての赤ちゃんはまだ自分の臭いがついていないため、敵とみなし共食いしてしまうことがあるほどです。

そのため、ハムスターが赤ちゃんを産んだら、臭いをつけないために赤ちゃんには触れないというのがハムスターを飼う常識でもあります。

それほどハムスターは警戒心が強いので、ハムスターを飼ったら飼い主の臭いを認識させる必要があります。
ハムスターに味方と認識されたら、人懐っこいハムスターに激変し、ハムスターとの癒やしタイムを満喫することができます。

ただ、個体の小さいハムスターと人間の触れ合いは思った以上にハムスターへの負担が大きいです。

ゲージから出して触れ合う場合は1日に2回数分、2~3日に1回15分程度と時間を決めて触れ合いましょう。

また掃除もハムスターのストレスを最小限にするために、素早く行ってください。

1人暮らしでジャンガリアンハムスターの多頭飼いはオススメしない

1人暮らしでジャンガリアンハムスターを多頭飼いすることはオススメできません。

なぜなら、ハムスターは警戒心が強く喧嘩の原因になることがあります。
喧嘩によってどちらかが命を落とすことはありませんが、喧嘩のストレスによって病気になったり、精神的に弱り命を落とすことがあります。

また、ハムスターは繁殖力がとても強く、年に数回、そして1回に数匹~十数匹赤ちゃんを生みます。
普通に考えてよっぽどの人でなければ、十数匹のハムスターの飼育はしきれません。

例え、オス同士、メス同士を2匹飼ったとしても、ハムスターの個体が小さく性別を間違えて飼ってしまうことがあります。
店員さんでさえも間違うことがあり、喧嘩をしたり、繁殖してしまっては大変です。

もし、2匹買いたいならゲージを分けて飼うことをオススメします。

1人暮らしでジャンガリアンハムスターを飼う注意点

ジャンガリアンハムスターを飼う注意点

ジャンガリアンハムスターがいくら1人暮らしには最適なペットであろうと、小さな命がある1匹です。
最後まで飼う覚悟や責任感はありますか。
ハムスターがストレスを溜めない環境を心がけることができますか。

1人暮らしは友人や同僚との付き合いや仕事など何かと忙しい生活です。
飼っておいて「忙しくて世話ができなくなった…」は通用しません。

大人としての、飼い主としての自覚が足りません。
人間の子供と同じようにペットは可愛いだけでは飼えません。

ハムスターを迎え入れるなら自覚と覚悟、責任を持ってハムスターを飼いましょう。