ジャンガリアンハムスターの性格は好奇心旺盛でお茶目さんです。

ジャンガリアンハムスターの性格は個体ごとに差はあるものの、往々にして好奇心旺盛で食べるのが大好きな食いしん坊です。野生では捕食される立場であるハムスターは基本的には臆病なので、自宅にお迎えしてから慣れるまでは数週間かかります。しかし、安心できるようになるとおやつをねだるなど愛らしい様子を見せてくれます。

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ジャンガリアンハムスターの性格は一言で言うとお茶目です。

ジャンガリアンハムスターは見ていると、その無邪気で愛らしい仕草に思わず頬が緩み、お茶目という表現がぴったりでしょう。
名前を呼んで声をかけると寄ってきて、エサを手渡しすると夢中で食べ始めます。
もっとエサを頂戴とねだりに来る途中でトイレと壁の間に滑り落ち、滑ってもがきながらも向かってくる様子などは、おっちょこちょいで猪突猛進、真剣な様子が伺えます。
大丈夫かな…と思っている間に辿り着き、何事もなかったようにエサを受け取り食べ始めます。
姿が見えたのでおやつをあげようとキャベツを一切れちぎり洗って持って来るともう巣箱に入って姿が見えなくなっていたりと、わが道を行く気ままな様子も伺えます。

好奇心が旺盛で目に付いたものは何でも、しつこいくらい匂いを嗅いで齧り始めます。何でも食べてしまう可能性があるので、食べて危険なものは飼育ケースに入れないようにしましょう。散歩をさせる時には特に注意が必要です。
個体ごとの性格に差はあれども、こういった様子はどのジャンガリアンハムスターにも見られます。

ジャンガリアンハムスターはハムスターに共通する臆病な性格でもあるので、飼育初めはそっと見守りましょう。

ハムスターは多くの他の生き物から餌として狙われる立場なので、とても臆病な性格をしています。

素早く動くものや予想外の方向から近づかれると驚いたり恐怖を感じます。大きな物音も苦手です。
ペットショップから自宅に連れて来られたハムスターは未知の環境に不安でいっぱいです。極力驚かさないようにすることが大切です。トラウマになるような恐怖を与えてしまうとずっとなつかなくなる可能性もあります。
お迎えしてから慣れるまでの間は次のお世話のだけをして、触ろうとはせず見守りましょう。

  • エサを毎日与える。
  • 水を毎日取り替える。
  • トイレの排泄物を毎日掃除をする。

床材の交換は通常は1週間に1回行いたいところですが、お迎えして慣れるまでの間は2週間に1回にしましょう。

ジャンガリアンハムスターはトイレを置いておくだけで使う個体が多いのですが、新しい飼育ケースに慣れていないうちはトイレを使わず巣箱の中などでする場合があります。
環境に慣れるとトイレを使うようになります。

ジャンガリアンハムスターは個々の性格に関係なく適切に飼育しているとなつきます。

ジャンガリアンハムスターは他の生き物同様に個体ごとに性格は異なります。

しかし、それは微々たる差であり、適切に飼育しているどのジャンガリアンハムスターでもなつくようになります。
ずっとなつかないという場合には、トラウマになるような怖い出来事があるなど後発的な外的要因が原因である場合が殆どでしょう。
ジャンガリアンハムスターは賢く飼い主を判別できるので、安心できる環境をつくり適切に飼育していると遅かれ早かれなついてくれます。

ジャンガリアンハムスターがなつくように、安心して生活できる環境を作りましょう。

どの様な性格のジャンガリアンハムスターにでもなついてもらうためには、安心して生活できる環境を作ってあげることがとても大切です。
安心して過ごせる飼育環境にするためのポイントをおさえておきましょう。
  • 安心して過ごせる巣箱がある。
    巣箱はジャンガリアンハムスターが1日のほとんどを過ごす場所となります。飼育ケースに入れられたジャンガリアンハムスターは飼育ケース内を確認した後に隠れられる場所を見つけて入ります。
    巣箱が安心できる隠れ家となるので、適した大きさのものを選んで必ず置いてあげましょう。奥行きがあり、入り口が人の見える方向を向かないようにするとジャンガリアンハムスターが安心して過ごせます。
    2週間程度は殆ど姿を見せてくれませんが、徐々に出てくるようになります。
  • 餌や水が常にある。
    餌や水が無いという不安は大変大きなものとなります。常に餌があり新鮮な水が飲めるようにしましょう。そうすると、ここは餌や水が常にあり安心して過ごせる場所だと認識します。
  • トイレと砂浴びバスが適切な場所にある。
    トイレと砂浴びバスを用意してあげましょう。トイレは餌場と巣箱から離れた場所に置きます。トイレと砂浴びバスはごちゃまぜにして使う場合があります。おしっこの付いた砂で砂浴びしてもハムスターにはよくあることなので、こだわらずに自由に使わせてあげましょう。
  • 回し車を設置する。
    広めの飼育ケースを用意したとしても、沢山走り回る習性があるハムスターにとって飼育ケースは狭いものです。飼育ケースの中で効率よく運動をするためには回し車が必要です。
    子供のハムスターをペットショップから購入して連れて来て、飼育ケースに入れると直ぐに回し車を走り始めました。まだ回し車を使ったことがないハムスターでも回し車を見つけると乗って走り始めるのには、本能のなし得る業とでもいうのかいつも感動します。
    回し車が小さいと背骨が反り傷める可能性があるので大き目を選びましょう。ジャンガリアンハムスターでは15サイズか17サイズがよいでしょう。
  • 飼育ケースの置き場所。
    飼育ケースは床に地か置きすると歩く振動などが伝わりジャンガリアンハムスターは落ち着きません。冬には床付近はかなり冷えるので寒さも心配です。
    落下する心配のない安定した棚に置いたり、発泡スチロールなどの台を設けてその上に置きましょう。
    テレビや音響設備の近くなども避けて静かな場所に置きましょう。

ジャンガリアンハムスターの性格に個体差はあれど美味しいエサを与えているとなついてくれます。

ジャンガリアンハムスターが環境に慣れて姿を見せるようになったら手渡しでエサを与えましょう。
次のように段階を踏んでいくと手にも乗ってくれるようになります。
  • エサを指でつまんで差し出す。
    最初はエサを指でつまんでエサがハムスターによく見えるようにしてゆっくりと差し出します。エサを差し出す前に名前を呼んで驚かさないようにしましょう。
    最初のうちは齧られないようにキャベツなどを長めに切ったエサでチャレンジしてみるとよいでしょう。
  • エサを手の先に乗せて差し出す。
    エサを指でつまんで差出ジャンガリアンハムスター食べるようになったら、今度は手の先端に乗せて与えてみます。
    驚かせないように声をかけてからゆっくりと目の前に差し出します。
    びくびくして餌ではなく指の匂いを嗅ぎ始めたら齧られる可能性があるので引っ込めましょう。
  • エサを手の奥の方に乗せて差し出す。
    エサを手の奥の方に乗せて差し出すと、エサを食べるために手の上に乗ることになります。手に乗っている間は手を動かさないようにしてジャンガリアンハムスターが安心して乗っていられるようにします。手の上に乗っても怖くないことが分かると、手に乗ってくるようになります。
ジャンガリアンハムスターは個体ごとの性格差はあれども賢く、優しくお世話してくれる人を覚えてなつくようになります。
名前をたくさん呼んで驚かせないようにお世話していると早くなついてくれます。