キンクマハムスターの飼い方の基本と飼い主が覚えておく注意点

ハムスターには、いろいろな種類があり、どのハムスターを選べば良いのかお悩みの方もいると思います。特に初めてハムスターを飼育する場合には、飼いやすいというのもポイントの一つです。人気のキンクマハムスターは、初心者でも飼いやすいのでしょうか?

そこで、キンクマハムスターの飼い方の基本や、注意点についてご紹介します。
これから家族になるハムスター。大切に育ててあげられるように、参考にして下さい。

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キンクマハムスターの飼い方。キンクマハムスターの特徴とは

キンクマハムスターの魅力は、何と言ってもその可愛らしさ。淡い黄色の毛色が特徴で、まるでぬいぐるみのようです。
ゴールデンハムスターを改良した品種がキンクマハムスターで、ゴールデンハムスターの飼いやすさは、そのまま受け継がれています。
鳴くこともほとんどなく、アパートなどの賃貸住宅でも騒音が気になる心配はありません。

また、ペットショップに行く時には、夕方から夜に掛けて行くと、活発なハムスターの姿を見ることができます。
昼間は寝ている時間が長く、見に行ってもケージの隅に重なり合って寝ているというパターンが多いですよね。
可愛いハムスターの姿を見ていると、癒やされるという方も多いでしょう。

寿命は2年から2年半くらいが平均で、長生きする子は3年くらいの子もいます。

キンクマハムスターの性格

キンクマハムスターは、もともとゴールデンハムスターだったことから、性格も引き継いで、穏やかで人懐っこい性格です。

初めてハムスターを飼うという方にもおすすめの種類です。

ハムスターは本来臆病なので、家に来てすぐに触るのは禁物です。急に触られると驚いて余計に警戒してしまうので、始めはエサを与えるだけにするなど徐々に慣れてもらいましょう。
また、視力があまり発達していないので、人間が急に掴んだりすると暴れたりする場合もあるので、触れる前には、一言声をかけてから触れるようにしましょう。

頭も良いと言われ、トイレの場所を覚えられる子もいます。ジャンガリアンなどの小さな種類よりも、体が少し大きな分、脳も大きいと言われます。
その分、覚えられることも多いようです。温厚で育てやすいので、初めてハムスターを飼うという方にもおすすめの種類です。

キンクマハムスターの飼い方、飼育に必要な物

キンクマハムスターのために準備して欲しいものは次のようなものです。

◇ケージ

ハムスターが生活をする場所のケージ。
金網タイプは、通気性が良いのが特徴。給水器や回し車がケージにセットしやすというメリットもあります。
水槽タイプは、保温性が高いのが特徴です。金網タイプのようによじ登れないので、落下の心配がありません。

◇床材

ケージには床材を敷いて使います。粉塵が舞いにくいウッドチップや紙製の物が人気です。

◇回し車

回し車にはいろいろなサイズがあります。ハムスターのサイズに合せて最適なものを選びましょう。

◇給水ボトル

お皿のように床に置いてしまうと、ハムスターがすぐにこぼしてしまうので、ボトルタイプがおすすめです。

◇エサ皿

ハムスターが倒しにくい、安定した陶器の物が使いやすいでしょう。ハムスター専用でなくても小さめなお皿で代用できます。

◇巣箱

ハムスターが夜寝るためのくつろげる場所です。こちらもサイズがいろいろとあるので、ちょうど良いものを選んであげて下さい。

◇ハムスター用のヒーター

寒い季節にはハムスター用のヒーターがあると安心です。
ハムスターを飼う時には、適切な温度管理が必要なので、冬本番になる前には準備しておくと良いでしょう。

キンクマハムスターのエサの選び方とNGな食べ物

ハムスターがエサを食べている姿というと、ひまわりの種を食べる姿を想像する方も多いと思います。
確かに、ハムスターはひまわりの種が大好きですが、種には脂肪分が結構多く含まれているので、食べ過ぎるとブクブクと太ってしまいます。
たまに与えるおやつとして考えておきましょう。

主食として与えるのは、市販のハムスターのエサを与えるのが安心ですね。

また、与えてはいけない食べ物も覚えておかなけれいけません。
チョコレート・玉ねぎ・長ネギ・ニラ・アボカド・桃・あんずは中毒を起こしやすいので、与えてはいけません。

キンクマハムスターの飼い方で注意が必要なこと

ハムスターを飼う上で注意が必要なことをご紹介します。

◇多頭飼いはNG

ハムスターを飼う時には、1匹に対して1つのケージで飼うのが基本です。ハムスターは繁殖力が高く、同じケージで複数飼うとあっという間に増えてしまいます。
また、エサや巣箱の取り合いで激しいケンカになり、死に至ってしまう場合もあります。

◇部屋の中の隙間対策を徹底する

ケージの中からハムスターを出して遊びたいということもあると思います。ここで気を付けて欲しいのが、室内のちょっとした隙間です。
ハムスターは足が早く、部屋の中で見失ってしまうと探すのも大変で、結局どこにいったかわからなくなってしまった、という話を聞くこともあります。
どこかに脱走してしまわないように、ケージから出す時には注意しましょう。