ペットショップで人気のハムスター、中でも人気のキンクマハムスターの飼い方について知っていますか?
ハムスターを飼育する際には、その子の性格を知ることが大切です。ここではキンクマハムスターの性格について、飼い方や注意点についてご紹介をいたします。
またハムスターを選ぶ際のポイントについても、ご紹介をしていますので参考になさってください。
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キンクマハムスターの飼い方と注意点について
ハムスターは省スペースで飼育ができ、ペットとしてお世話をしやすい動物です。しかし飼育がしやすくても注意が必要な点はあります。
まずは多頭飼いです。ペットショップへ行くと、1つのケージにたくさんのハムスターが生活しているのを見かけます。その様子を見ると一匹ではなく、何匹か飼育をしたいと考えるかもしれません。ですがハムスターは1ケージに1匹が基本です。
ハムスターは縄張り意識が強く、共存することが難しい動物です。
そのため同じケージ内で多頭飼育をするとケンカになってしまい、時には命を落とすこともあります。
またハムスターはすぐに大きくなってしまうので、繁殖にも注意をしなくてはいけません。
このような理由から1つのケージでの多頭飼いをすることはおすすめできません。
次に環境についてです。
キンクマハムスターの飼い方には性格も関係をしていいる
ハムスターは品種によって性格が違います。
キンクマハムスターはゴールデンハムスターの品種改良となるため、同じように飼い主さんになつきやすく、穏やかな性格です。
ペットの飼育に性格は関係あるのか?小さなハムスターだと、なおさら疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし人と同じように性格はお付き合いをしていく上で重要なポイントの1つ。ハムスターの飼育にも大きく関係をしてきます。
ちなみにキンクマハムスターには長毛種も存在します。性格に大きな違いはありませんので、気に入った子を選んでください。
キンクマハムスターの飼い方、飼育に必要なお世話グッズ
ハムスターを飼育する上で必要なのはケージ、トイレ、床材、水入れ、餌入れ、巣箱、ペレットなどの餌、まわし車などの運動グッズです。
ハムスターを飼育する上で必要なグッズはすべてペットショップで購入することができますが、お家にあるものを使って代用することも可能です。
- ケージは衣装ケースを利用してハムスターのお家に。衣装ケースは蓋をしてしまうと換気ができなくなってしまうので、フタに穴を開け網を取り付けるなどの工夫が必要となります。
- 次に床材です。床材は木材のチップやペーパーマットがショップで販売をされていますが、新聞紙や紙をさいて床材に使用する方もいらっしゃいます。床材をかじっていて心配だったり、新聞紙の色がハムスターにつくのが嫌な方は、お店に売っている床材を使用すると安心です。
- またハムスターによっては床材にアレルギー反応を起こす子もいるようです。そのような場合は低アレルギーマットを使用してみてはいかがでしょうか。
- 餌入れや巣箱はお家にある容器を代用することが可能です。餌入れは小皿などの陶器を利用しても良いでしょう。
- 水入れについてですが、ハムスター用の水入れがショップで販売されていますので、そちらを使用することをおすすめします。
- 餌入れと同じようにお家にある容器でも代用することができるのですが、器などに水を入れて置くと、その中にハムスターが浸かってしまう心配があります。ハムスターは水を嫌う動物なので、そのようなことがあってはいけません。この点には十分に注意をしましょう。
ペットショップでキンクマハムスターを選ぶポイント
キンクマハムスターは上記したとおり、穏やかで人になつきやすい性格ですが、人と同じように個体差が存在します。
ペットショップでお家につれてくる子を選ぶ場合には、相性が良いかどうかを判断することが大切です。
- 昼間に行くのはNG
ハムスターは夜行性なので、昼間は眠っている子がほとんどです。そのため個体の性格を知ることが難しくなってしまいます。夕方以降のハムスターが活動する時間にペットショップへ行くのが良いでしょう。 - 元気な子を選ぶ
体が丈夫かどうかは大きなポイントです。生命力があり元気な子を選ぶようにしましょう。 - 毛並みもポイント
ハムスターの体調は毛並みに現れます。毛並みの色艶が良いかどうかもしっかりと見極めてください。 - 目を確認
ハムスターは目に不調が出やすいようです。目やにが出ていたり、目が開けにくそうだったりする場合は要注意。毛並みや元気があるかどうかもポイントですが、こちらも忘れずにチェックをしましょう。 - 性別も性格に影響
ハムスターは意外にも縄張り意識の強い動物です。そのためオスはメスよりも気が荒く、メスの方が新しい環境の生活に慣れやすいようです。
キンクマハムスターの飼育は最初が肝心、ハムスターと上手な付き合う方法
小さな動物がお家に来ると可愛らしくて、ついつい触りたくなってしまいます。しかしハムスターと仲良くするためには最初が肝心。
とっても臆病な動物なので、ハムスターが環境に慣れ自ら小屋を出てくるようになるまで、じっと我慢をすることが大切です。
もちろん、キンクマハムスターも同じです。
部屋の温度は、人が暮らしている温度と同じ温度で、なるべく静かなところでゆっくりと過ごさせてあげることがポイントです。
餌や水を取り替える際も、汚れた床材を取り除く際も、最小限のアクションでキンクマハムスターを驚かさないようにしてあげてください。
日中眠っているキンクマハムスターをみると、ちゃんと夜になったら動いているのか、ご飯は食べられているのか心配になることもありますが、毎日食べる分だけの餌を上げていれば、餌箱は空になっているか、かなり餌が少なくなっていることが予想されます。
餌が餌箱からなくなっていたら問題はありません。ちゃんとご飯も食べられていることでしょう。